2008年8月2日土曜日

gcc 4.3.1 を Windows で使ってみる

Windowsで使える gcc (Gnu Compiler Collecition) というと、mingwcygwin というのが相場でありまして、フリーなIDEとして有名な Eclipse のC/C++用プラグインである Eclipse CDT も、mingw と cygwin には対応してます。

……が、しかし。mingw、cygwin ともに含まれている gcc は2005年11月リリースの gcc3.4.5 あたり。最新の gcc は 4.3.1 (2008年6月リリース) だから、ちょっと……というか、かなり古い。Windows でも "-march core2" (← 4.3.x 以降で使える最適化オプション) とかやってみたいので、いろいろ探してると、Equation Solution という会社が Windows 向け gcc バイナリ を配布しているのを発見。安定版の 4.3.1 だけではなく、開発版の 4.4.x 系列も配布してます。Equation Solution って聞いたことない名前なんでちょっと不安はありますが、ニュースグループの comp.lang.c でもたまに名前が出てるみたいだし、comp.lang.c での質問に対する対応なども割とちゃんとしてる印象なので、まあ大丈夫でしょう。

ということで、早速ダウンロード。ダウンロードしてきたファイルはインストーラになってまして、普通に実行すればそれでおしまい。環境変数の設定などもやってくれるので、インストール終了後に再起動すればコンパイラが使えるようになってます。OpenMP にも対応しているので、並列化プログラミングとかもばっちり。

もし gdb (Gnu Debugger) などのデバッガーを使いたいなら、インストールが終わった後に以下のファイルをダウンロードページで配布されているファイルに手で入れ替える必要があります。

  • gcc.exe

  • gfortran.exe

  • g++.exe

  • c++.exe


さらに、Eclipse IDE for C/C++ Developers なり NTEmacs なりを別途インストールすれば割とそれっぽい開発環境が整います。本格的な Windows アプリの開発はできませんが、結構いろいろ遊べそうです。

ちなみに mingw の公式サイトでの情報によると、4.x.x 系列の gcc は Windows 上での動作に問題あり、ということらしいので(←ソースが見つからない)、インストールされる方は気を付けてください。どう気を付けたらいいのかよくわかりませんが。あと、Equation Solution の素性がいまいちよくわからないのもちょっとリスク要素かな? ということで。

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